年度末連休最終日という日程の中、参加者の皆様のご協力に感謝しています。
発表会を迎えるまでに時々厳しくなる講師のレッスンでは、可愛い生徒さん達の瞳から涙がポロポロこぼれることもしばしば。
「音楽が好き」という自然に湧き出る感情と、「楽器を弾きこなす」事は、イコールにならない事があります。
そのバランスをうまく取りながら生徒さんの成長を後押しするコーチングは本当に難しいです。
毎回、レッスンの後に笑顔で見送りながらも「もっと違う言い方ができたんじゃないか」と反省する講師、それでも翌週にはめげずにレッスンにきてくれる生徒さん達の心の強さに助けられながらこの日を迎えることができ、演奏を聴いていて何度もこみ上げてくるものがありました。
調律師さんがつきっきりでピアノを管理して下さいました |
そして企画物として日本人作曲家による「ピアノ連弾小品集」全14曲をピアノ科12名の生徒さんと講師の伴奏でリレー形式で演奏して頂きました。
それぞれの楽曲のタイトルと挿絵と曲が素敵にマッチしていたので、これは挿絵をスライドショーにして流したら見て聴いて楽しめると思い企画しました。
連弾リレーのリハーサル中。ご挨拶の練習。 |
子供っぽすぎず、現代曲といってもロマンチック且つユーモアたっぷりで想像力を掻き立てる作風、ご来場頂いた方々からご好評を頂きました。
また、ギターとピアノによる大人の方のアンサンブルも呼吸を合わせる難しさを感じながらも本番では息をぴったり合わせて素敵に演奏して下さいました。
大人のアンサンブル。呼吸を合わせて。 |
今回も4歳~シニアまで幅広い世代が音楽を通して出会い交流する場に携わることが出来幸せです。
第三回も充実したプログラムになるよう、今後も日々のレッスンでお手伝いをさせて頂きます。
参加者の皆さん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。 |