心にしみる瞬間

梅雨入りが遅れている九州では、今年の夏の水不足が心配されていますね。
恵みの雨、予報通りに今週末から梅雨が始まってくれることを祈っています。

さて、グリーンピースに引き続き、美味しいタケノコもお裾分けして頂きました♬今回は煮つけにしてお酒の肴にしてみました。近頃の愛飲酒は「氷結」です(笑)コンビニでしか見かけないテイストを探すのが楽しみの一つとなっています。


そして先日、ここ数年毎年お声がけを頂いている「大分銀行ウェンズデーコンサート」へ赴きました。こちらでは大分のお客様とお目にかかれる貴重な機会となっています。

写真は下のサイトからお借りしました

詳細はこちらのSNSでもご紹介頂いています。


早いもので、講師陣は留学からの完全帰国後に福岡を拠点にして9年目に突入しようとしています。10年は頑張ってみようという目標までもう少しです。
お陰様で沢山の方々のご支援あって充実した日々を送る事ができ、改めて感謝の気持ちが溢れてきます。

小学生だった生徒さん達は、講師の身長をあっという間に追い抜き、将来に向けて現実的に目を向けるお年頃となっています。進路の中に「音楽」を具体的に思い描く生徒さんもちらほら。私達も責任をもって育てていくための情報をもっと沢山持たなくては!!と気を引き締めています。

私達も9年目になるので、良い面だけではなく、「もう一息‼」「おしい‼」と感じる面をそろそろ少しずつ声に出してもよろしいでしょうか?(笑)

福岡には音楽大学というのが存在しないのもあってか、「文化を司る職業として音楽で生計を立てる」という進路設計が人生の選択肢の一つとしてカウントされていないように感じます。そういうのは経済的に余裕のある家の子(主に女子)が東京に行く事でしか実現不可能なものだと考えているのかも知れません。

そういえば、美術大学も存在しないのかな。美術、音楽を合わせた芸術大学もあってもよさそうです。

「道楽の一つとして」として捉えられているなぁ、と印象を持つ例として、時々それを「職業としている」と伝えると、兼業音楽家だと思われ「定職は何ですか?」と聞かれたり、まるで天然記念物にでも出会ったかのように珍しがられたり、営利目的の音楽事業である事がまるで悪徳業者のように受け取られ、理由なく怪しがらたり…そういう事によく遭遇します(笑)

日本では「仕事」=「汗水流して苦労してお金を稼ぐもの」という概念が昔からあるようなので、「好きな事、熱中できる事でお金を稼ぐ」のがとても卑しいもののように受け取られるという側面があるのも事実です。

でも、今現在の置かれている環境の中ででも開かれていく道はあるはず‼と思っています。子供たちの人生の選択肢の幅が無理のない範囲で一つでも二つでも増えていくのは明るい未来を想像(創造)する上でとても重要なのではないかと感じます。

そんなお話のヒントを心強い同業者の方から伺う機会を作って頂きました。


ドライフラワーいっぱいの天井が印象画のようなビストロで、さらに水彩画のような色彩のサラダに心を奪われ、沢山のポジティブなエネルギーをもらいました。
胃袋も心も満たされた有意義な時間となりました。